Ａ．送受信ファイルの仕様

カンガルーマジックIIでファイルの送受信を行う場合の仕様は次の通りです。

ファイル形式


カンガルーマジックIIでは以下のファイル形式を使用します。ファイルの種類によって使用可能なファイル形式は決まっています。それぞれのファイルの説明書を参照してください。

項番	ファイル形式	備考
1	固定長ファイル	レコード長、項目長の決まったレイアウトのファイルです。
2	ＣＳＶファイル	各項目をカンマで区切ったファイルです。

改行文字


出荷人様が物流アプリケーションサーバーに対して、ファイルを送信する場合、改行文字は次の３種類を自動識別します。

項番	種別	改行文字	16進形式
1	Unix 系	[Line Feed]	[0A]
2	DOS/Windows 系	[Carriage Return][Line Feed]	[0D0A]
3	Macintosh 系	[Carriage Return]	[OD]

自動識別は以下の通り行われます。

1. 連続して [Carriage Return][Line Feed] が現れたら [改行] 一つとみなします。
   
2. 上記以外で[Carriage Return] [Line Feed] が現れたらそれぞれ [改行] 一つとみなします。

お客さまが物流アプリケーションサーバーからファイルを受信される場合、改行文字は上記表の項番 2 『DOS/Windows 系』となります。

文字コード

送受信ファイル内で使用できる文字コードは下記表の文字コードのみです。これ以外の文字コードが含まれたときは無視されます。

項番	文字種	16進形式	備考
1	Line Feed	[0A]	上記改行文字を参照
2	Carriage Return	[0D]	上記改行文字を参照
3	ラテン文字用図形文字集合	[20]〜[7E]	１バイト英数記号文字
4	片仮名文字用図形文字集合	[A1]〜[DF]	１バイト片仮名
5	２バイト情報交換用符号化漢字集合	１バイト目[81]〜[9F][ED]〜[FC] ２バイト目[40]〜[FC]	２バイト文字　シフト符号化表現（いわゆるシフトＪＩＳコード） １バイト目と２バイト目の組み合わせでチェックします

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