3.考慮していただきたいこと


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カンガルーマジックIIはインターネット環境でのASPサービスです。パソコンにプログラムを導入する方式に比べた場合、以下の項目にご注意ください。問題があるようでしたらカンガルーマジックPlusの採用をご検討ください。

  1. 大量の画面入力作業が苦手
  2. Webブラウザの画面のレスポンスは、パソコンに導入されたプログラムのレスポンスに比べて、一般的には遅くなります。サーバーの使用状態や、ネットワークの混み状態で一概には言えませんが、大量の出荷登録処理には適していません。大量の出荷データを登録したい場合は、外部ファイル取りこみ(データインポート)機能を利用されることをお勧めします。

  3. 処理可能な出荷量
  4. カンガルーマジックIIは1日の出荷量が50件(送り状枚数)以内の出荷人様を対象として設計してあります。 1日あたり50件を超えるような出荷を行う場合、以下の障害が発生する可能性があります。
    【お問合せ番号の重複採番】
    カンガルーマジックIIではご利用になられる出荷人様ごとにお問合せ番号採番枠を設定します。例えば以下の通りです。
    ・開始お問合せ番号:8000000000
    ・終了お問合せ番号:8000001999
    この場合、出荷登録されるたびに 8000000000 8000000001 8000000002 .... と順番にお問合せ番号を採番していきます。お問合せ番号が[終了お問合せ番号 8000001999] になったら、次は[開始お問合せ番号の 8000000000] を採番します。
    お問合せ番号採番枠は通常の荷主様の場合、2,000原票分の枠を確保します。1日の出荷量が50件、1ヶ月の出荷日が20日とすると、50件×20日×2ヶ月=2,000件となり、2ヶ月で重複お問合せ番号が発生します。
    ただし、物流アプリケーションサーバー内の出荷情報は標準で2ヶ月で振り分けされることになっているので1日あたりの出荷量が50件までは重複お問合せ番号が発生しないようになっています。
    カンガルーマジックIIで、1日あたり50件を超える出荷を希望される場合、カンガルーマジックIIサポートセンターまでお問い合わせください。

  5. 通信料金
  6. カンガルーマジックIIはインターネット経由で物流アプリケーションサーバーに接続して利用しますので、ご利用中は出荷人様側でインターネット通信料が発生します。専用線であれば問題ありませんが、ダイヤルアップで接続される出荷人様の場合、通信料にご注意ください。

  7. 保守契約・プロバイダー契約
  8. カンガルーマジックIIでは使用機器の管理は出荷人様の責任となります。出荷業務は正午過ぎから夕方に集中する業務ですので、万一故障してもすぐ保守されるようなオンサイト保守契約、または代替機を準備していただき、プロバイダーも夕方にアクセスが集中しないようなプロバイダーを選んで契約されることをお勧めします。

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